レイヤーを理解する
実際にGIMPを起動する前に、まずはレイヤーについて理解しておくと、今後のサークルカット作成がより楽に進められるようになるかと思います。
「はじめに」でも触れたように、GIMPにはレイヤー機能があります。
レイヤーとは「階層」のことで、一つの画像は“透明なフィルムのようなもの”に描かれた画像を重ねて表現されます。
上のサークルカットも、複数のレイヤーを重ねたものです。
下から、背景、素材、テキスト、外枠(カットのテンプレート)を重ねて、このカットは構成されています(作業中はもっと細かく分けていたのですが、わかりやすいように4つにしました)。
ディスプレイ上でグレーの格子状になっているところは本来は透明で、下のレイヤーの画像やテキストが透けて見えます。
最後、サークルカットを完成させるときには画像の統合を行います。ですが、それまでの作業中の間は、1つのレイヤーを選択して修正を行っても上や下のレイヤーには影響が及びません。このように、レイヤーを使いこなせると、作業を楽に進めることが出来ます。
ただし、PNG(.png)形式などではレイヤーを保持しての保存ができません。作業途中にレイヤーを保持した状態で保存するには、Photoshop(.psd)形式などを選択します。
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